御主人の愛人を知る

愛人の存在を知り、何不自由なく送って来た日常が崩壊する恐怖を憶える奥様には支えが必要である。

長い人生の中で奥様にとってはさぞ耐え難いであろう状況と言え、将来的に夫が愛人を選ぶことも考えられる。

このような一大事は家族や身内が支えになることが望ましいが、肉親でも胸の内を打ち明けられない状況をお持ちの奥様は本当に多くいらっしゃる。

特に子供が既に自立した家庭で、御主人と二人だけの生活環境の奥様が一人悩み苦しんでいるケースが多い。

状況が悪いケースでは、愛人が奥様に対して攻撃的な挑発ともとれる行為を実行してきたケースもある。

御主人を奪うことを前提に「邪魔な奥様を攻撃」との意図である。

動物的な女性の本能で考えるならば「多くを持つオス」にメスが惹かれる事は当然だろう。

愛人が動物的な性格の持ち主であったならば、単純で攻撃的な手段で奥様に接触してくる。

世間で言うところの「修羅場」に限りなく近い状況にもなりえる。つかみあい、罵声を浴びせ合う状況にもなりかねないだろう。

事前に調査、代理人を立てる

このような状況を望まない方は、代理人を立てて愛人に対峙することがベストな選択である。

つかみあいから得られる事など何もなく、ただ感情を全面に出し合った激突に過ぎない。

愛人の存在を知った時点で法律家に相談するのが大人な解決方法の一つである。

担当の代理人により「愛人の主張」を知り「こちらの主張」も愛人に伝える。

双方が何を望んでいるのか理解し合えば「着地点」がもうけられる可能性が出てくるのである。

また、愛人が思い考える要求を事前に調査し把握することが出来れば、奥様が守りたいモノは荒らされないだろう。

相手を知る事が物事をスムーズに進行させると私は考えている。

法律家を間に立てる以前に「愛人について知る」事が重要であり、考えられる対処も想定しやすくなると考えられる。

どのような生活環境で職業は何をしている人物なのか?

肝心な子供は存在しているか?

自宅は賃貸か持ち家か?

などなど知り得て損は無い事柄は山ほどある。

愛人の生活環境次第では「愛人の要求」にも変化が表れるため、事前に調査をするべきとおすすめする機会が多いのである。

御主人が愛人側との暮らしを選んでからでは後手に回る可能性が否定できず、充分な主張が通らない事も考えられる。